三毛の助です。昔の話になります。

このブログをつけ始めたら、どんどん忘れていたような思い出が
思い出されるようなった。
※ブログ作成は引き籠もり、無職の他に、ボケ防止にもいいのかもとフト思う。

そんなの昔のお話。

ある知り合いの夫婦がおりまして
ある時、ご自宅にお邪魔しまして
頼まれごとをしておりました。


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暫くすると
言い合いが聞こえました。

ちなみに
私は、言い合いや、怒鳴り声やら喧騒に
敏感で、他人がしていても
とても苦しくなり嫌な気分になります。

※その理由として、今思えば、子どもの頃の夜の両親の言い争いが
とても嫌で何度も泣きながら止めに入ったのを
思い出しました。親は子供が寝静まった夜に
ケンカというより話し合いをしていたのかもしれませんが


話しがそれましたが
それを、聞いていて、どうにもならずに
二人の中に入り込み

三毛の助
「どうしたんですか?」
「お互いケンカ腰にならずに話しませんか?」

とオドオドしながら声を掛けました。

すると
驚きの一声が!


「邪魔しないでくれるかな!」

「邪魔しないで!」


異口同音に言われました。

そして二人から

「夫婦というのは、なんでも言い合えるからいいんだ。
ケンカできるから、いいんだ。
本音を言える同志なんだ。
だから夫婦なんだ。
ケンカできるからお互いの違いが分かって
理解できるんだ!
いつも、こうやってきたんだ!
邪魔しないでくれ!」

逆に2人から怒られた。

びっくりした。
その後も、言い争いが続いた。
聞いている方は苦しかったが、言い争いに聞こえる
自分が間違っているのかなどと考えていた。

夕方に用事が終わり
ご夫婦でお茶を出してくれた。
以前の仲の良い(これも自分の見方ですよね・・・
ケンカしようが常に仲がいいということか)夫婦に
戻っていた。
ニコニコしながら皆と雑談をしてから帰路についた。

自分では、良いことをしたつもりだったのだが
逆だったことに驚いた。
その時、あー夫婦ってこうゆうものなのかと初めて分かった。

そして、数か月後
別の知り合いから、こんなことを聞いた。
それも驚きだった。

その人は結婚して二児の父親。
結婚以来、1度ケンカして以来
ケンカしていないという


ある時、奥さんに対して感じてることを言ったことが発端で
ヒステリーになってしまい、離婚するなど騒動になった。
それ以来、本音を言うのが怖くなり、何も言えないでいる

と嘆いていた。
勿論、奥様、子どものことは大変愛している。

その知人は言った
「正に仮面夫婦だ」。

奥さんは自分の気持ちを知らないと。
お互いに嘘をついている訳ではない。

奥様は毎日、幸せで、本音で言いたいことを知人に
言って、楽しく暮らしているそうである。

夫である知人は、普通には暮らしているが、
妻に気をつかっている。

「ケンカできる夫婦は羨ましい」
と言った。

話しを聞くと、どんなことが言いたいのか聞いたら
奥さんに「子供の○○のことを気を付けてほしい」等
とか、大袈裟な内容じゃない。

三毛の助
「だったら、あの騒動以来、本音が言えなくなってしまった
と正直に言ったらどうか?
それとも、さらっと、言いたいことを言ってみたら?」

と言ったら

知人
「それは、出来ない」と言った。
「今一番苦しい」と言った

見た目は
安定した仕事で家族、子ども、立派な新築の家
大変幸せな人生に思えた。

人生、色々だなと思ったし、
些細なことが、大変なことになるのだなと感じた。
熟年離婚や性格の不一致離婚などは、こうゆうことも
関係してくるのかと思った。


その後
転勤したので、その知人とは会っていない
どうなったのだろうか。

そんなこんなで
このブログをつけて思い出したことがある
自分も同じだった。
相当昔、付き合っている彼女がいたが
なんとなく、お互いから別れてしまった。

よく思い返すと、見えない原因として
お互い気をつかっていたからではないかと
多分そうだと感じた。

ある時、自慢げに中年の所帯持ちの人生の先輩が言った。

「女は、寝ないと分からない。寝たら自分と合うかが分かる」
「一緒に暮らし(同棲)てから、夫婦になったら間違いない」

そんな単純なことではないと思った。

独身通年オヤジの三毛の助でした。

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