三毛の助です。

先日、督促の電話があったので、漏れのあった国民保健約1.6万円払いに郵便局に行った時に、若き頃のことを思い出した。

新卒で入社した会社を20代後半で辞めた。
営業成績も良く当時で年収約700万円。

でも不思議にな事だが、無駄遣いなどもしていなく、ほぼ毎日深夜の帰宅でお金を使った覚えも無かったが、当時の貯金は350万ほどしかなかった。今更ながら、どうして?貯まらなかったのか?と思い出す。
当時はバブルで素人が株をして1億などの話しもあったようだが、仕事が忙しく、もちろん株などの税テクなどもしないで過ごしていた。今思えば勿体ない。
お金には執着心が無く・・・それで営業が良かった話はまた別の時に。

入社10年にも満たないで辞めたが、退職金は150万ほど支給された。

ただ、その150万円は何もしないままに消え失せてしまった(笑)

初めての退職。
今更ながら馬鹿だなと思うのだが、退職の事務的な事やら経済的な事をあまり調べていないで、辞めて暫く海外など放浪して充電期間にしようなど悠長なことを考えて数カ月東南アジアに旅をしていた。

手元に退職金含めて500万ほどあるのでどうにかなるだろうと・・・

東南アジアでは物価が安くて、良くないことだが直ぐに円換算してしまい。
安―!と思い気軽に支払いして最初はぼったくられた(笑)。
現地の月収平均が日本円で1万ほど。現地の人から日本円100万あれば10年過ごせると言われた。

後半は値切りの極意を知って日本円の1円値切るのに数分など(笑)
後から思えば数円で値切っているのも笑えますが・・
そんなこともあり、気持ちも余裕だったのでしょうね。

退職後にしたのは
  • 引っ越し
  • 住民票の移動
  • 厚生年金から国民年金への変更
  • 社会保険から国民保健への変更
暫くして市役所から国民保健金と住民税の請求書が届いた。

驚いた。

制限いっぱいの国民保健限度額・約70万円
住民税・約35万円だった。

独身の高給取り?だったので限度額。
税金もそれなりに高かった。

そうなのですね。
前年の所得に応じて請求されることをすっかり忘れていた。

引っ越しも大変だった。
仕事を辞めたので借り上げマンションからは出ていかなければならなく
無職になるため中々借りれなかった。1年分現金で払うと言っても借りれない現状・・(汗)
仕事していないということはどんなに大変な事なのかと。

木造アパートに引っ越し、前家賃やら敷金礼金などで約6万×5カ月=約30万

つまり

引っ越し+家賃40万
国民保健70万
税金35万

合計145万+諸経費=150万

すっかり退職金はなにもしないまま無くなった。チーーーーン

okane
※本人ではありません(笑)

残りの350万も別に贅沢するわけでもないが、あっという間になくなってしまった。


その時の経験から300万1・2年で、あっという間に無くなるという感覚になった。

人は息しているだけで存在してるだけでお金がかかることを身に沁みて知った。

資格所得の勉強しながらバイトしながら食いつないだが・・・・夢半ばで挫折・・
その後は流れ流されて・・・・

人生の軸がブレブレだったように今になれば思う。

生涯収入は多分、少ないですが1.5億円?ぐらいは稼いだと思うが・・・手元にはほぼない。
結婚もしてない、子どももいない。養う家族もいない、なのに貯まっていない現実。
もちろん、贅沢するわけでなく今打ち込んでるパソコンも、3年も悩んでやっと買った3万円のパソコン・・
仕事して辞めて、バイトして辞めての繰り返しでMAX300万貯まっては食いつぶし・・をしていたように思う。
その繰り返しが原因だと分析。

それにしても財テクが無さ過ぎる。
お金がなければ無いなりに過ごすことはできるのだが・・・何かが抜けているのだと思う。

両親には、自営業で稼ぎ始めてから月10万仕送りしていたが、それが7万そして5万、最後は3万になり今では0円仕送り無し。

高齢の親にはギリギリどうにか仕事してると心配かけないように話はしているが、現実仕送り無しだと心配して帰省するたびに仕事は大丈夫か?お金は大丈夫かと聞かれる。

私はだだ、どうにかギリギリやっていると返答する。
情けない限りだ。
本当の親孝行が出来ていない。

せめてお墓だけは立ててやりたいと願っている

そんなことで、もしこのブログをみてる方で中途退職する方がいましたら気を付けてくださいね。
っていうか今はGoogleやsiriもあるので、大丈夫ですね。

以前のアンケートだと1000万以上貯めている方も多く。
情けない限りです。

では



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